僕が2ちゃんねるを捨てた理由/ひろゆき

ひろゆき氏のことは好きでも嫌いでもありません。いい加減だなぁとは思いますが、それが許されているのならそれでもいいのだろうと思います。
そんなひろゆき氏の著作ですが、タイトルと本の内容とがかけ離れすぎてますね。あとがきによれば出版社の意向とのことですが、これでは騙されたと言う人がいてもおかしくないくらいに乖離してます。売るためとはいえ、これはひどい。
ひろゆき氏の著書で私が気になって仕方がないのは、推測のもとに予想を断定する書き方です。これこれこうなっているからこうですよ、という書き方。実際には彼は書いてなくて編集の方とのインタビューで出来上がっているようなので、その辺は彼が悪いのではなく編集の方の責任なのかもしれません。とはいえ、著書として出す以上は最終チェックはしているはず(と思いたい)なのでしょうから、やっぱり彼の責任と言えるかもしれません。なんか受け入れがたいのですよね、その表現手法。間違っていても知りません、責任とりません、というスタンスが見えるから余計にそう思えるのかもしれません。
内容自体はとりたてて本にする必要があるようなものではありませんでした。メディアとネットの将来についての彼なりの予想です。新たな論点も提案もほとんどありません。もう少し内容があれば良かったのですが・・・。ひろゆきという人間を使うのであれば、メディア側のそれなりの人物達とガチで討論させて、それをまとめた方が良いと思います。人を食っている彼の特徴をうまく使った方がまだ面白くなったと思うのです。残念な一冊でした。
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