交渉人 遠野麻衣子・最後の事件/五十嵐貴久

交渉人 遠野麻衣子・最後の事件

前作「交渉人」の続編。前作の事件から2年後、警視庁広報課に異動となった遠野警部が新たな事件に巻き込まれます。交渉の相手は無差別爆弾テロ事件の犯人。連絡手段はメールのみ。一方的なそれにより交渉術をうまく発揮できない窮地の中、爆弾が次々と見つかります。
怒濤の展開は前作を凌ぐプロット力で構成されていて読者を飽きさせません。抜群のリーダビリティも健在。ただし、ミステリーにとって肝心の部分は前作同様弱いです。本作も最終章に至る前に犯人が解ってしまいました。それだけフェアに伏線を張っていると言えなくもないですが、ちょっと伏線出し過ぎかもしれません。なんにせよ、ミステリーよりサスペンスと言った方がいいでしょうね。
前作同様、映像化すると面白い作品になるのではないかと思いました。遠野警部、前作の時は眞鍋かほりさんかなぁと思ったのですが、やっぱり常盤貴子さんの方がしっくり来るかなと思い直しました(高いけど・・・w)。今回ペアを組む島本警部役には舘ひろしさんかな(贅沢かな)。

Related posts:

  1. 交渉人/五十嵐貴久
  2. 交渉人・籠城/五十嵐貴久
  3. 予知夢/東野圭吾
  4. 龍は眠る/宮部みゆき
  5. ルパンの消息/横山秀夫