ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
まさに伊坂ワールド全開の1000枚でした。
緻密なプロット、洒脱な会話、素敵なキャラクター、真摯な世界観とテーマ性。おそらく伊坂氏は単なるミステリや娯楽小説の枠組みを超えたところに到達してしまったのでしょうね。直近の作品のどれもが全て高いレベルで構築されていて、万人受けしそうになかったシュールな彼の世界が一皮もふた皮もむけて読みやすい洗練されたものになっている気がします。読みやすくなったからといって安直になったわけではなく堕落したわけでもない。21世紀の日本を代表する作家と言えますかねぇ。でも、本作、もうちょっと最後を楽しませてほしかったので、厳しく4星にしてます。

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