君の名残を/浅倉卓弥

君の名残を


「四日間の奇跡」で「このミス」大賞を受賞した浅倉卓弥氏の書き下ろしです。ただし、ミステリー的な要素は無く、強いて言えばファンタジー的な部分が多少ある歴史小説と言っていいでしょう。
舞台は「平家物語」。木曾義仲の妻、巴御前、義経の守り神、武蔵坊弁慶、藤原義時の3者の視点で新たな平家物語を描いています。底辺を流れるのは、愛するとは何か、時はなぜ流れるのかといった切なさです。かなり読み応えのあるボリュームですが、飽きずに読める一冊です。

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