火の粉/雫井脩介

火の粉


ミステリーとサスペンスの違いは、謎解きの主導権が読者にあるか否かではないかと思っている私にとって、本作は残念ながらミステリーではなくサスペンスでした。
とはいえ、トリッキーな仕掛けがなくても、心理描写のリーダビリティで一気に最後まで読ませる点について、著者は秀逸な筆を持っていると言えそうです。
章立てが多くちょっとずつ読めるところは、連続ドラマ風でもあります。
もう一ひねりあると良かったなと思います。

Related posts:

  1. 虚貌/雫井脩介
  2. 殺気!/雫井脩介
  3. 愚行録/貫井徳郎
  4. クローズド・ノート/雫井脩介
  5. ナイチンゲールの沈黙/海堂尊