話せぬ若手と聞けない上司/山本直人

話せぬ若手と聞けない上司


最近いろいろあって更新滞り気味ですが、その根幹に自信喪失があったりしまして。何に対してかというとコミュニケーション。もともと人とつるむのとか得意じゃない(というか嫌い・・・)ので、コミュニケーション能力に別に自信なんてなかったわけですけど、まあ、それでも、少なくともビジネスの現場では、愛想以前に仕事に対する信頼感とか安心感とかで、何とかそれなりにこなせてきてたわけです。仕事が会計や財務や管理なんで、きっちりやるのが当たり前っちゃ当たり前な世界ですし、だからこれでよかったんですけどね。部下に対しても、成長を期待するからこそ、厳しく指導して、少しでも力をつけてもらいたいという思いで接してきたつもりで、少なくとも過去は、それによって仕事のやり方や考え方を学んでくれた部下から(表面上かもしれませんが)感謝されることはあっても疎まれたり嫌われたり怖がられたりすることなどなかったのですが、まあ、価値観の違いってやつなんでしょうかね。厳しくはあっても恐いとか怖いとか言われたことなかった(こんな痩せぎすで力弱そうだしねぇ)んですけどねぇ。
まあ、そんな状況だから読んだわけではなく、人事系のこの手の本は結構好き(特にR社系は大量に本棚に並んでます)なもんで買ったのですが、かなりヒットでした。博報堂の人事で若手の育成をやってこられた著者ならではの切り口で、若手の考え方や生き方に対する分析や考察に、広告代理店らしいマーケティング的な観点が加わっていて、面白かったです。
考える力とか、身銭を切る大切さとか、読書の効用とか、押しつけの美学とか、努力と結果が比例しないこととか、ケータイ世代のもろさとか、私自身が常日頃思っていることや共感するところが多々ありました。
若手のことがよくわからんと思っている方、一読をおすすめします。
とはいえ、これ読んだからといって解決はしないんですけどね。そういう価値観もあるかと認めるきっかけにはなります。

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