撃つ薔薇―AD2023涼子/大沢在昌

撃つ薔薇―AD2023涼子


ドリキャスのゲーム「アンダーカバー」のシナリオを著者が手がけたことから産まれた作品だとか。といっても、ゲームシナリオをそのまま小説にしないところが大沢流。ゲームで描かれる世界の前編として書かれています。ゲームがAD2025ですので、2年前ということですね。
近未来という舞台設定は、リアリティを欠く部分もありますが、現実のつまらない条件に束縛されないで純粋にストーリーを楽しめるという魅力もあります。リアリティに関しては、ハードボイルドの巨匠だけあって、SFチックな設定でつじつまが合わないなんてことは決して無く、十数年後にこうなっていてもおかしくない程度に留まっていてさすが。
ゲームシナリオからの派生ということもあってか、アドベンチャーゲーム的なストーリー展開は意見の分かれるところでしょうが、私は純粋に面白かったです。
で、ゲームも買ってみようかなって思ったのですが、ドリキャスでしか出て無くて、しかもひどい悪評価でしたので止めました。せっかくのシナリオが台無しのク○ゲーとの評価が多かったですね。。。

Related posts:

  1. 氷の森/大沢在昌
  2. 魔女の笑窪/大沢在昌
  3. 魔女の盟約/大沢在昌
  4. 雪蛍/大沢在昌
  5. 心では重すぎる/大沢在昌