孫家の遺伝子/孫泰蔵
一気に読めて、ものすごく爽快でした。
言わずとしれた孫正義さんの弟である孫泰蔵さん(というより、もうガンホーの泰蔵さんというだけで知名度抜群ですが)の自叙伝です。
2002年発行なので当時30歳ですかね。
御尊父三憲氏のビジネスセンス、兄正義氏の情熱と聡明さの両方を受け継ぎながら、自分なりのライフスタイルを産み出してきた泰蔵さん。その泰蔵さんから見た、父、兄、ビジネス、Yahoo!Japanの起ち上げといった内容が、軽妙な文章で書かれています。ご本人と同じで、文章にも勢いがあって楽しくてワクワクさせられます。
泰蔵さんがYahoo!Japan起ち上げに関わった話は、正義さんのこちらにも書かれてましたが、正義さんがビジネスサイドから描いているのに対し、泰蔵さんは実際に現場でローカライズに参加した立場で描いてあり、また、まだ学生だった泰蔵さんの将来を決定づけた参画だったこともあって、非常に面白いです。
泰蔵さんの言う孫家の遺伝子とは、孫家そのものを指す訳ではなく、孫家のようなベンチャースピリット溢れる生き方をする遺伝子、つまりベンチャー遺伝子ということで、彼らは身をもってその遺伝子を日本社会に植え付けようとしているのだなぁということがよくわかります。
ベンチャーに勤める方、ベンチャーに興味がある方、そしてベンチャーを起業しようとしている方に、是非読んでもらいたい本です。(逆に、大企業に勤めている人に読んでもらいたいかも^^)
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